- ホーム
- > 種類
- > 白ワイン/White wine
ヴァイングート・ヴェルナー ルーレンダー 2018
種類:白ワイン
産地:ドイツ-ラインヘッセン
味わい:辛口
内容量:750ml
ワインについて
ラインガウ地方のビボルンゲ(リースリング)、アール地方のマイヤー・ネーケル(シュペートブル グンダー )と、ドイツワインの輸入を昨年より開始いたしました。
フランス以外の国々のワインの魅力にとりつかれた弊社ですが、今回さらにドイツのナチュラ ルワインをご紹介させていただきます。 ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏、1993年生まれの若者です。
ヴェルナー家は代々ブドウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に
全てのブドウを売っておりました。
マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。
男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育
てられました。 在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家にな る思いをもっていたそうです。
ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と考えを方向転換します。 自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年には オーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。
そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイ ミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。
(マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです)
これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。 彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。 ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。
今回ご紹介するワインは彼の1st ヴィンテージ(2016VTG)、ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに 挑戦していきたいと語ります。
2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと 囲むようにブドウが植えられており、
北側の斜面はWURZER(ビュルツァー )、FABER(ファーバー )、BACCHUS(バッカス)、MULLER-THURGAU(ミュラートゥルガウ)、SYLVANER(シル ヴァーナー )、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、平均樹齢は40年、土壌は小石混じりの砂質土壌です。 南側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。
現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。 将来は兄も実家に戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。 協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術 家の今後に期待が高まります。
ラインヘッセンで代々ワイン造りを行うヴェルナー家、暑くて乾燥し た年で十分な収量を得られた 18 年はルーレンダー=ピノグリを 醸し後プレスしフードルで発酵、違うフードルへ移し熟成しました。
アンバーオレンジの外観から、マロンやカモミールのアロマ、果実 の甘味感じるファーストアタック、奥行きのあるボディに冷涼感の ある味わいとバランスの良さが特徴です。
美味しい、素晴らしいを意味するアルデンテをキュヴェ名に冠し、ピ ノ 3 品種をアッサンブラージュし軽快な赤ワインを目指しました。
18 日間の醸し後プレスし、フードルで発酵・熟成しました。憂いの ある淡いルビー色、青のりとレッドチェリーの甘い香りを感じます。 かすかにガスを含むナチュラルなテイストで、染み渡る旨味とじっ くりと拡がるエキス感を堪能できる素晴らしい仕上がりです。WEINGUT Worner Rulander 2018
配送方法と配送料金は当店からの連絡メールにてご案内いたしますので、必ず当店からのメールをご確認いただけますようお願い申し上げます。
(※自動配信メールは当店確認前の情報となり、実際と異なる場合があります)