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NO|W0002149

パーネ・ヴィーノ   ティーノ・ビアンコ 2019

4,950円(税込)

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Panevino ...Tino 2019
パーネ・ヴィーノ   ティーノ・ビアンコ 2019
種類:白ワイン
産地:イタリア-サルデーニャ
味わい:辛口
内容量:750ml

ワインについて

初期のパーネヴィーノのラベルには、Gianfranco Manca Vignaiolo in Nurriジャンフランコ マンカ:ヌッリでブドウ栽培をする者(←変な訳に思われるかもしれませんが、これが適切だと判断しました)だったのですが、今現在はVignaiolo sulla Terra(“地球で”ブドウ栽培をする者)に…。
ボトリングを始めた当初は、自身が暮らすヌッリ村にだけ畑を所有し、そこで獲れたブドウを醸していましたが、2011年から隣村の畑(後述のオンナ)を借り始め、2015年は甚大な雹害で大半のブドウを失ったため、ヌッリから遠く離れた土地で獲れたブドウを初めて醸すことになり、2017年は近隣の農家にジャンフランコが理想としているような農法(特に農薬散布の質(硫黄)とその回数(1〜2回))を実践するようお願いし、そのブドウを買い上げてワインを造り…。
2018年の“生産量ゼロ”を経験し、「収量が多いとか少ないとかじゃなくて、ブドウをちゃんと賜れること自体がすでに奇跡なんだと痛感したよ。
このあたりの2018年ヴィンテージは、俺よりも農薬散布をしっかりした人でさえ、雀の涙のようなブドウしか獲れなかったくらい天候的に厳しい年だったんだ。もちろん、うちみたいにゼロではなかったけどね(笑)。とはいえ、彼らがかけたコスト(農薬代+人件費)がペイできるほどの収穫があったかって言われたら、怪しいところだよね。
だったら、(農薬をほとんど使用しないという)自分の主義主張を曲げてまで、雀の涙のブドウに固執するのではなく、「悲しいけど、そんな年もあるよね。
じゃあ今年の収穫量ゼロってことで!その代わり、ブドウをたくさんプレゼントしてくれた年に、たくさんワイン仕込んじゃおっと!」くらいに思っておいた方がいい気がしてきたんだよね。」とジャンフランコ。
というわけで、彼の今後のアイデア(パーネヴィーノにとっての理想形?)としては、近隣の農家から買い上げるブドウでカジュアルなワインを、そしてヌッリにある勝手知ったる自社畑のブドウで醸すワインは若干熟成期間を長く取るようにして、より“エクスキューズの少ない”ワインを、そして近隣ではないけれどもサルデーニャを代表するワインを産する地域に信用のおける農家なり出物の畑があった際には、そのブドウを買うなり畑を借りるなりして、そこのブドウからもワインを造り…。
近隣ではない地域のブドウを扱うことで、2015や2018年のような年にはリスクヘッジにもなり得る…。でもそれらを実現するためには、セラーの拡張も、人員確保(まずはイザッコ画伯がちゃんと手伝ってくれるようになること…)など、いくつかの条件が整うことが必須…。どうやら、これからのパーネヴィーノも、僕たちの事を飽きさせることはなさそうですね(笑)。
近隣の農家のカリニャーノで造る、薄甘口?で、もしかしたら微発泡?なロゼ。
収穫後、除梗し潰したカリニャーノを1晩マセレーションし、翌朝バルブを開けて自重だけで出てきたモストで造ったワイン。糖分を残したまま醗酵が止まりそうになっている事に気が付いたジャンフランコ、酵母君を元気づけるべく、ワインをダミジャーナへと移し、屋外の暖かいところに置いてみたものの、結局醗酵が完全にストップしてしまったので、ボトリングしてしまう事にします。過激な再醗酵&還元を防ぎつつも、瓶内2次醗酵への一縷の望みを繋ぐべく、珪藻土と目の粗いフィルターで軽い濾過をかけました。その結果、ボトルによっては微発泡だったり、発泡していなかったりするそうです。
その点を予めご了承くださいませ!Panevino ...Tino 2019

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