パオロ・スカヴィーノ

1921年にエンリコ・スカヴィーノの祖父ロレンツォによって、バローロ名称の地区の11のコミューンのうちの一つ、カスティリオーネ・ファレット村に「ロレンツォ・エ・パオロ・スカヴィーノ」の名前で設立されました。
パオロ・スカヴィーノは、バローロの11村にある6つのグランクリュ(カスティリオーネ・ファッレット、バローロ、ラ・モッラ、ロッディ、ヴェルドゥーノ、セッラルンガ)を所有した珍しいワイナリーで、このテロワールの多様性が、並みはずれた品質のワインを造りだすスカヴィーノ唯一の機会を与えています。
1980年代、フレンチ・パリックやロータリー・ファーメンターなどの技術を取り入れ現代パローロを牽引してきた、エンリコ・スカヴィーノ。
現在もなお真摯にワイン造りに取り組み、新しい技術を取り入れながらも、祖父や父を通して学んだバローロの伝統、極めてデリケートなプドウ、ネッビオーロと向き合うことに心血を注いでいます。
ネッビオーロの個性を追及し、弛まぬ努力と挑戦を重ねてきた結果、パオロ・スカヴィーノは「バローロの雄」と称されています。