特徴

色調は輝きのあるガーネット色でエッジは薄くなります。香りは熟したフルーツとフレッシュなフルーツの香りが混在し、ミント、松の実、ゴム、タバコ、杉の樹など様々です。とてもバランスの取れた味わいで、滑らかなタンニンと旨みを感じ、ブラッドオレンジや黒コショウの余韻が残ります。

生産者

情熱を持った息子のアントニオとサルヴィーノの協力によって助けられている家族経営のワイナリー。
それを運営しているジュゼッペ ベナンティは批評家と市場にエトナにワインを再発見させた功績があり、長年エトナワインの価値を高める唯一の生産者でした。
伝統を尊重し、エトナ火山地区の歴史にあくまで忠実に彼が造り上げてきたワインは、現在、全てのエトナの生産者にとって無視することができない重要な規範です。そのモデルとも言えるワイン造りは非の打ちどころのない科学的前提条件と、数十年も続けてきた実験に基づき特許登録されている固有選別酵母が好例ですが、エトナ地域のブドウ栽培の潜在能力の多くを世の人に知らしめました。