特徴

Got Grapesは、2017年から始まったシリーズで、慌ただしい収穫時に偶然できたブレンドワインがきっかけ。偶然にもそのワインが特別に美味しく感じられたため、Got Grapesシリーズとして造られ続けました。Got Grapesシリーズのコンセプトは、1年中冷やし目で楽しむことができる、よりフレッシュで軽やかな赤ワインだそうです。今年リリースのGot Grapesは、2018年から2020年VTまでの樽を全てブレンド。全てのブドウと複数のヴィンテージをブレンドし、軽くて冷やせる赤という、ブロックセラーズの提案するテーブルワイン。冷やして、気軽に開けて楽しく飲みましょう！所謂、薄旨ワインにありがちな濃いめのロゼ的色調。フレッシュなクランベリー、イチゴ、ブラック ベリーと言ったベリー系の果実に加え、アニス、バジル、クローブと言ったスパイスのニュアンスが沸き立ちます。非常に軽やかな仕上がりでありながら、余韻も長く、十分な満足感があります。甘いバブルガムのようなニュアンスがありながらも、スルスル喉を通るソワフな質感、綺麗な酸、軽いタンニン、程よいボディ、ダレないフィニッシュと薄旨ワインに必要な要素を全て備えており、暑い日に冷やし目で飲むことで、より楽しく飲むことが出来ます。(インポータ資料より)

生産者

オーナーのクリス ブロックウェイは、生まれ育ったネブラスカ州のオマハ、その後移住したシアトル、ロサンゼルスを経て、バークレーを本拠地としています。ネブラスカ大学を卒業後、市内のレストランで働き始め、その後、太平洋岸北西部に移り住み、そこでワインに興味を持つようになりました。友人が「ワインの造り方を学ぶべきだ」と冗談を言ったのをきっかけに、荷物をまとめてカリフォルニア大学デービス校のワイン醸造コースに入学しました。その後、カリフォルニア州立大学フレズノ校に移りましたが、フレズノ校にはワイナリーが併設されており、ここで彼は「（余計な器具や薬剤など）使わないものは、全部使わない」というほどのエキスパートになっていました。学業を終えた彼は、すぐにJCセラーズに就職。JCセラーズは一般的なワイナリーとは異なっており、ここで様々な経験を積みました。それと同時に、サンフランシスコ初の自然派ワインバー「テロワール」に出入りするようになり、多様なナチュラルワインを経験するようになります。そんな彼にとって、自分の好きなワインで色々と実験をしてみたいと考えるようなったのは、自然な事でした。そして、更なる経験を経て独立し、Broc Cellarsが誕生しました。