特徴

シャトー メゾン ブランシュのセカンドワインに位置づけられるキュヴェ。シャトー メゾン ブランシュにブレンドされない若木をメインに、粘土石灰質と粘土砂質の土壌に植えられたメルローとカベルネ フランを使用し、大樽で醸造熟成されます。メゾンブランシュのエッセンスを気軽に感じてもらえるように造られたキュヴェではありますが、瓶詰直後に感じられる硬さがほぐれてから飲んでほしいという想いから、瓶詰め後2〜4年はリリースせず品質を重視しています。
濃い赤系果実の立体的な香りが立ち上り、直線的に鼻に飛び込み、ブルーベリーやブラックベリーと言った軽やかな酸のある赤系ベリーのニュアンスが強く感じられますが、エレガントなタンニンが全体を引き締め、まとまりの有る味わいを感じられます。

生産者

ボルドーで複数のシャトーを所有するデスパーニュ・ラパン家。彼らが所有し、完全にビオでワイン造りをしているシャトーが今回ご紹介するシャトー メゾン ブランシュです。2001年からビオディナミ栽培に転換し、大手シャトーが闊歩する大銘醸地ボルドーの中で、ナチュラルなボルドーを造り出しています。