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NO|W0004086

パーネヴィーノ ストームヴェンティヴェンティ2020

6,600円(税込)

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Storm Venti Venti / Pane Vino
パーネヴィーノ ストームヴェンティヴェンティ2020
種類:赤ワイン
産地:イタリア-サルデーニャ
味わい:辛口
内容量:750ml
品種:カンノナウ、カニュラーリ

特徴

ストーム ヴェンティ ヴェンティ2020:6月までは雨が多かったが、以降やたらと暑かった2020年のサルデーニャ。カノ2019に使われたのとほぼ同じく区画(クグシ、コルテムーラス、ペルダコッドゥーラなど)の無茶苦茶熟したカンノナウだけを選り分けて収穫し醸造したところ、残糖がある状態で醗酵が止まり…(この段階では、潜在アルコール度数で17%を優に超えるワインだったはずなので、残糖があって普通な気も…)。カンノナウという酸も穏やかでタンニンも豊富なわけでもないブドウのワインで、高アルコール度数、そして甘い…全ての要素がソフトな方向に傾き過ぎていて、飲み心地に欠けるワインになってしまうことをジャンフランコは危惧します。

そんな“締まりのない”ワインに闘魂注入すべく、カニュラーリのワインでビンタをする事に(ジャンフランコがそう表現していたので、あえてそのまま“ビンタ”という言葉を使いました!)。カニュラーリは、色素もタンニンも豊富で酸もしっかりあるブドウ。アルコール度数&糖分量を下げることと、補酸&補タンニンの目的で、全体の30%ほどに当たる量のカニュラーリをブレンドしたのがこのワイン。最終的にはアルコール度数15.5%で、甘みを少々感じるワインとなっています。

ジャンフランコは、食後酒として、もしくはチーズ(チーズ単体でも良し、ジャムやはちみつを添えても…)や、フルーツのコンポートなどと…とおススメしてくれているのですが、2400本(!!!)という全然食後酒的な入荷本数ではない状況に置かれてしまったオータとしてましては…「普通にいろいろなお料理と楽しめると思います!」と言っておくことにします(笑)。

おっと、名前の由来の説明をし忘れるところでした。2020年には、嵐のような気象イベントが実際にあったということでストーム(Storm)。ヴェント(Vento)は、“風”の単数形で、ヴェンティ(Venti)だと複数形。ですので、ヴェンティ ヴェンティと書けば、“風、風、そしてまた風”とでも訳す感じになると思うのですが、ヴェンティには数字の“20”という意味もあり、ヴェンティヴェンティで2020(年)…。よくもまあ、ここまで言葉遊びができるものだと毎回感心させられます…。サルデーニャで大喜利大会があったら、ぶっちぎりの優勝だろうな(笑)。

生産者

現当主ジャンフランコ マンカは、代々受け継がれてきた畑でのブドウ栽培を1986年から彼自身で手がけ始め、1994年からは公式にワイナリーとしての活動を始める。

標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性の、5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培する(カンノナウ、ムリステッル、カニュラーリ、カリニャーノ、モニカ、モレットゥ、ジロ、モスカート、マルヴァジーア、ヴェルメンティーノ、セミダーノ、ヌラーグス)。樹齢も品種、区画によっては100年を超えるものも。

年生産量7500-9000リットル。

大地、人、その他の生命に対して最大限の敬意を払うべく、畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては一度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しない。ワイナリーでも、醸造からボトリングまでの全ての工程で一切の薬剤を使用しない。

ワイン生産以外に、パン屋も生業としており、地元の無農薬の粉を使い、代々受け継いできた自然発酵種(小麦粉が勝手に醗酵したもの、とでも言えば良いのでしょうか)をもとにを、薪釜でパンを焼いている。ブドウ以外にもオリーヴ、野菜、フルーツ、穀物を栽培し、それらは彼が経営するアグリトゥリズモで供される。


ワイン造りにとどまらず料理も上手、そして変顔も上手、肉を捌いたりパンをこねる早さも半端なく、あらゆる芸術に対する造詣も深く、反骨心もある反面とてもナイーブで、賢いのにしばしば大人げなく、ウィット&アイロニーは完全フル装備、人を楽しませることが大好きで、昨今は天候と子育て(終わらない反抗期…)と時差ボケに翻弄されまくり…。オータが付き合う造り手の中でも、ピカイチで人間臭い男、ジャンフランコ マンカ率いるパーネヴィーノからは、2019年ヴィンテージのワインが、なんと10種類も届いております!昨年10月に届いたワインと合わせ、2019年ヴィンテージは18種類のワインを造ったことに…。あの小さなセラーで18の別々の仕込みをやっていただなんて、狂気の沙汰としか言えない気が…。大半のワインは、生産量が1000本にも満たないのですが、それでも日本の熱狂的なパーネヴィーノ ファンのために、(生産量の)2〜5割に当たる本数を譲ってくれましたぁ!各ワインの詳細は下記の通りです。

Storm Venti Venti / Pane Vino
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